転職を考える際に、ウェブの他に、人材バンクを利用するのが
ほとんどだと思います。
ただし、相手も人間ですので、どんな担当者に当たるかで
左右されることが往々にあります。
メリットとして、
1.いろいろ相談にのってもらえる。
2.自分の希望・条件を聞いてもらえる。
3.面接の際のアドバイス・注意・先方企業(面接者)の
情報をもらえる。
4.面接後、可・不可とその理由がきちんと聞ける。
デメリットとして、
1.登録者の商品価値がないと判断されると、ほとんど情報が来ない。
人材バンクは、紹介者が転職できてはじめて、転職先企業から
おカネがもらえます。人材バンクの担当者も必死なので、
(当然のことながら)応募者をえり好みします。
2.困っている求人情報を優先される。
例えば、採用された人物がすぐにやめてしまった場合、企業から
苦情等が来るので、その企業の求人紹介を優先しようとする意思
が働く。
3.人材バンクを通して聞いた企業情報が正確かどうか、吟味できない
場合が多い。お金を出してくれる企業の悪いところを言うわけが
ないので。
私の場合、ブランク期間の直後は、ほとんど求人情報をもらえること
もなく、かなり惨めな思いをしました。また、応募企業での面接に
こぎつけたとしても、形だけで済まされた悔しい経験もあります。
しかしながら、人材バンクの担当者の中には、きちんと経歴を
考慮してもらい、求人の紹介をしてくれる真摯な方もおられました。
今でも感謝していますが、そういう方は多くないと思います。
どこを利用するにしろ、結局は自分次第。頼れるのは自分だけ
なのです。