派遣社員として17年勤務し、突然「雇い止め」にあった女性が悲嘆に
くれる様子がネットニュースで報道されていた。
この女性が言うには、
「この会社が私の人生を搾取したんです!」
「会社の仕組みは士農工商の身分制度と同じ。派遣はその一番下の身分で
人間扱いされていない。17年の間、交通費さえも出してもらえなかった」
当記事は派遣の理不尽さについて触れているが、この女性は自分の境遇に
同情してもらいたかったのだろうか?
記事を読んで、私の感想としては、
1.そんなに搾取され人間扱いされない職場に、なぜ17年間も勤務したの
かな?派遣の仕事はいくらでもあるのに・・・
2.派遣として17年間もずっと雇用してもらえるとは、逆にラッキーだな
3.資格を10個も取得し、派遣とはいえ17年も勤務していたら、若い正社員
よりはるかに仕事の能力が高いはず。正社員の道がなかったのなら、ほかに
自分にふさわしい条件の良い仕事が見つかるかも・・
4.普通の仕事ではなく、今までの経験を活かして何かビジネスを立ち上げ
るようなことは考えられないのかな?シングルマザーなのならシングル
マザーを助けるようなソーシャルワークとか・・・
今の会社に勤務できなくなる=人生の終わりとか悲劇の始まりとか、
まるで最悪の物語が始まるような雰囲気を出している。悲観的すぎる
考え方だと精神的に追い込まれるだけである。
勤務してきた会社に執着してしがみついているように見える。
それは、自分で自分の首を絞めているようなものではないのか?
勝手な言い方であるが、日本では働く意志があれば、死ぬことはまずない。
見るからに貧相な格好をやめて、明るい化粧でもして元気にふるまって
いれば、誰かの目に触れ、いい仕事にめぐり会えるかもしれないのである。
自分を卑下して、社会が悪い~雇用制度が問題だ~と文句を言うだけの
態度では、そうしたラッキーなことも起こらないと思う。