「ドリームメール」という懸賞サイトがある。
サイトに登録し、アンケート回答などで貯めたポイントで
プレゼントに応募できるシステムとなっている。
毎週/毎月、家電製品・食品・地方の特産物・金券・現金・
宝くじなどが提供されている。
そのなかでも極めつけが、半年に1度、ジャンボ宝くじを
1000万円分(3333枚)をプレゼントする企画である。
サイトのスタッフが、当選者に宝くじを手渡す写真や結果レポート
も掲載されているので、実際に行われているものだと分かる。
果たして、ジャンボ宝くじを1000万円分購入すると
当選金はいくらになるのか興味深いのだが、
その結果もサイト内で公表されている。
3333枚の宝くじをみずほ銀行に持ち込み、すべて照合した結果は
レポートによると下記の通り。
7等 300円×3333枚=99万9900円
6等 3000円×333枚=99万9000円
5等 1万円×33枚=33万円
4等 10万円×2枚=20万円
合計額 252万8900円
なんと1000万円分購入しても、当選金は購入金額の1/4しかない!
しかも3等以上の当選は全くなし。
当選者は1枚も購入していないので、まるまる252万円得する
わけであるが、こうしてみると宝くじを購入する意味は
たいそう薄いのがわかる。
3等以上の高額当選確率が極めて低いことが実感としてわかる結果
なのであった。購入した金額ほとんどが税金として消えていくのである・・・