正社員と同じ働きをしながら、手当・休暇の待遇に差があるのは違法
として訴えていた日本郵便の契約社員の方が、勝訴した。
喜ばしい限り。
この記事を読んで、何よりもびっくりしたのは日本郵便の正社員20万人
に対し、非正規社員が19万人もいるということだ。
郵便事業というのは多くの人手がかかるのだろうが、人件費削減のために
非正規社員を増やし、しかも待遇を悪くするという手段を選ばない
ブラック企業精神は、人を精神的にも疲弊させてしまう。
この非正規というシステムが、正規社員と同じように働く人間を、
まるで奴隷のような待遇で扱ってしまっている。
人間は働くロボットではないのだ。
違法残業、未払い残業など、労働者を虐待するようなことが、
今後も明るみになり、一刻も早くブラック企業が無くなっていくことを
望んでいる。
そのためには、場合によってはサービスへの消費者負担が多少アップする
ことも、いた仕方ないと思う。不遇な環境にある方を救ってあげるのは
恵まれた環境にいる人の義務だと思う。